さくら荘のペットな彼女 第2話『絵を描いてきたの』

「要介護」なましろの世話をさせられることになった空太だったが、ましろの突拍子のない行動に右往左往させられてしまう。しかしそのまろが世界的に注目されている画家と知って、というお話。
前半はましろの奇矯な行動が描かれておりまして「幾らなんでも」と考えていたのですが、後半彼女が類まれな才能の持ち主と知って納得。まあ天才は俗世間の常識なんてものには興味がありませんからね(笑)
空太の周りにはましろほどではないにしても才能を発揮している者や、夢に向かって「今」頑張っている人も居るわけで、空太も高校生で進路に悩んでいるようでございましたが、これは中々辛い展開になりそうでございますなぁ。
人は誰でも「才能」を持っていると思いますが、その才能が自分がやりたい仕事に向いているかどうかは全くの別問題。そこに苦悩や葛藤が生じるのでございまして、どうやらこの作品はそちらの方向へ進んでいるようでございます。
人物配置や描かれ方は「ありがち」なのですが、内容は重いものになりそうな気がしてまいりました。