カンピオーネ!〜まつろわぬ神々と神殺しの魔王〜 #10『荒ぶる魔王、太陽の勇者』

護堂がリリアナを騎士にしてペルセウスに勝ったお話。
ああそうか、この作品で一番重要な部分は神々の由来や因縁、それに対抗する弱点を探すといったところなのですね、…今更気が付いた(笑)
ところがそうした作者が一番調べたり工夫したキモをスルーしてしまいますと、おっさんのように作品の迷子になってしまうようでございます(笑)
それとですね、やはり1クールで手早く処理されていて、それはそれでスピーディなのですが、まつろわぬ神と人との戦いが「軽く」感じられてしまうのでございます。
もうちょっとそれぞれが背負っているものを丁寧に描いて頂けますと、戦いも重厚かつ奥行きを感じさせていただけると考えるのですが、どうなんでしょうね?
もっともそこは「ウリ」ではなくて、女の子が魅力的に描けていればいいのだ!とするならば、それはもう文句のつけようもございません(笑)