キングダム 第8話『それぞれの夢』

山の民の王・楊端和(ようたんわ)と向かい合った政は自分のやる事を語り楊を説得したお話。
理想を語るシーンはいつ見ても気持ちのいい場面でございまして、もちろん史実を知っていればこの理想が実現することは約束されているのですが、この場面から受け取る高揚感はそれとは別のものでございましょうか。
何も持たない王が理想だけを武器に仲間を増やして行って前へ進む。史実云々はともかく、これから繰り広げられる理想のための道のりが待っている、それだけで胸がワクワクしてしまいます(笑)
そして事の本質を単純にして理想に花を添える主人公の信。「恨みより(先祖が)夢見たことを実現してやれ」は中々の名言でございました。
徐々に信の「暑苦しさ」が「熱さ」として活かされてまいりまして、楽しい作品となりました。これで合戦シーンのCGも活きてくればいう事はないのですが…。