じょしらく 第二席『楽屋の富/三塔起請/風邪娘』

「宝くじに当ったら」と誰しも考えるところを出発点に各人のパーソナリティに適した反応と、最終的に宗教問題に切り込んだ(?)「楽屋の富」
東京タワーに登って「タワー問題」を考えながらマリーの悪口で落とした「三塔起請」
インフルエンザの予防接種から、人は如何にして壊れそして黄色い救急車に乗る羽目になるのかが描かれた衝撃の問題作の三本。
久米田節全開でございましたが、肝心な部分がピー音で分かりませんでした!…いや大体分かりましたが(笑) 如何に久米田先生といえども実名は出せませんよね(笑)
風が吹けば桶屋が儲かる」式に話題がとどまることなく転がって行きますが、このテンポの良さは誰が監督をしても同じ、と言いますかこれを阻害するような演出は誰にもできないということかもしれません。
ただタイミングの取り方は演出家の個性になるかと思いますが、この辺新房・水島努両監督の比較を誰かして下さい(笑)