宇宙兄弟 #13『3次元アリ』

次々に出題される課題をこなして行く候補生たち。そんな中、テレビの辛口キャスターの宇宙開発にかかる多額の費用の批判に対する抗議文を作成するようにという課題が与えられて、というお話。
朝から泣いた、本当に泣いた(笑)
歳を取って涙もろくなっているだけじゃなくて、こういうお話には昔から弱くて困っております(笑)
野口さんの「三次元アリ」のお話はかみ砕いた良い説明でございましたが、ムッタの危惧は妥当。
世の中には話の噛みわない方は大勢おりますが、本当に問題なのは自分の価値観こそが絶対であり正義だと信じ人の話を聴かない人種でございまして、そういう人には何を言っても無駄というのは経験から学んでおります。
その中でも宇宙や科学というものに対する理解のない人はこの傾向が強く感じてしまうのは、おっさんが科学大好き故の被害妄想なのでしょうか?(笑)
ムッタの出した「抗議しない」という結論は、ああいった人種には何か言えば火に油でございますから完全に同意でございますが、でも説明しなければ理解してもらう可能性はゼロで、税金で行う事業である以上納得してもらう努力は必要だよなぁと考えていたら
「連れて行けばいい」
というフォローに涙腺が緩みかけ、古谷の「そんな先の話じゃだめだ」という言葉に対してムッタが放った
「そのために日々人がいる」
以下の台詞で完全決壊(笑)
いつか日本人が自力で月に立つ日を夢見ていた「かつての科学大好き少年」にとりましては、理解のない人々にも夢と未来を提供するために努力する人々の姿を垣間見てあの場面は涙なくして見れませんでした。
茄子田理事長の「私たちにそんな暇ないよ」という締めの台詞も最高でございました。