黒子のバスケ 第11Q『そんなもんじゃねえだろ』

緑間の3ポイントシュートを黒子の長距離パスで間接的に防ぐことに成功した誠凛だったが、秀徳は黒子のマークを「ホークアイ」を持つ高尾に変えて黒子封じで対抗してきた。そして緑間の更なる攻撃が誠凛を絶望へと突き落すのだった、というお話。
ムリゲー過ぎる(笑)
3ポイントを落とさないというだけでも無敵なのですが、シュートレンジがオールコートという超長距離砲に対抗する手段なんて想像もできませんよ。
しかも頼りの黒子っちも封じられてしまい誠凛は絶体絶命のピンチでございますが、ここをどうやって打破するのだろうと考えさせて引くという実に上手い展開でございました。
窮地からの脱出は、どのようなジャンルの作品でも最高のカタルシスをもたらしてくれる「華」でございますからね。
ここで「ありえる」脱出の方法を見せてくれますと作品の評価は上がるでしょうし、「ありえない」方法ですと以後「ネタ作品」扱いされる分岐点でございましょうか。
誠凛にとっても作品にとっても次回が最重要回かもしれません。