エウレカセブンAO #9『イン・ザ・ダーク・ウィー・リヴ』

日本政府が人工的にスカブバーストを起こす実験をすると知ったゲネラシオン・ブルは、それを阻止すべくクオーツの回収すべく日本に向かった、というお話。
お話の方はともかくといたしまして、フィクションの世界に現実の政府や国家を登場させる場合はよほど注意を払いませんと陳腐に見えてしまいましてタメ息が出てしまいます。
国が悪い、軍人が悪い(逆の場合も同様ございますが)と紋切り型のキャラが登場してくるだけで、「それなら架空の国や軍人を作り上げたら?」と考えてしまいましてねぇ。
一概にフィクションに現実の体制を登場させることを否定している訳ではなくて、であるならばもっと魅力的な「悪」でも「偽善」でも構わないので「創作」して頂きたいと申しているのでございます。
そしてなにより重要な事は、こうした体制描写がこの作品に(と申しますか「エウレカ」という物語に)おいて必要性があまり感じられないことでございますが、もちろん物語はまだまだ序盤でございますから、後になって活きてくる場合は素直に「ごめんなさい」と書かせて頂きます、…おっさんヘタレですから(笑)
と書いたところで次週は休止ですか、最近多いなぁ。