クイーンズブレイド リベリオン Chapter.Ⅹ『天使と罠と女王の真意』

女王クローデットの真意を確かめたいアンネロッテのために、ユイットはニセ情報で女王軍を城から遠ざける作戦を実行、人気のなくなった城に忍び込んだアンネロッテたちだったが、それはユーミルの罠だった、というお話。
登場人物は多いけれど尺は短め、しかし各キャラには見せ場を用意しなくてはいけません。こういう難しい方程式の解として本作スタッフは物語の単純化を選択したようでございます。
一応謎らしきものとして「クローデットはどうしちゃったの?」がございますが、どうせいつものように魔物(この作品であれば『沼地の魔女』でしょうか)が憑依しているとかそんなオチなのでしょうけれども、そういったものが全てキャラの「舞台」でしかございませんので、謎そのものに意味は必要ないのでございます。
あくまでキャラクターがどう活躍するのか、どれくらいエロく描けるか(笑)が問題でございますから、今回のようにアンネロッテたちがバラバラになってそれぞれの「見せ場」を用意したのでしょう。
一貫した制作姿勢には頭が下がります(笑)
神罰の執行者ライラ」が登場いたしましたが、ナナエルの登場はないのかっ!