アクセル・ワールド #3『Investigation;探索』

黒雪姫によるブレイン・バーストの世界の追加説明と彼女の目的、そして現状を脅かす存在として幼馴染の「倉嶋千百合」を調べることになった春雪が彼女のメモリを覗くと、というお話。
バックドアを仕込めるという事は、…犯人は確定ですね。
今回の説明でほぼ全ての作品設定の説明は終了したと思います。…今回画は全然動いておりませんでしたが、作品の方向性と申しましょうか、行くべき「先」が見えたことで十分価値があったエピソードでございました。
画の方は次回からに期待できますし、序盤で物語が整理されましたので理解力が不足気味のおっさんにはありがたい作りでございます。
15歳以上は参加していないという設定は、子供たちだけの王国に大人が入り込む可能性を否定していて上手いと考えたのですが、そうすると数年前にこの「ゲーム」を作ったのは誰?という疑問が浮かんでまいります。子供?
といったように作品の説明は済んでいても様々な疑問は残る訳でございまして、興味が継続する作りもまた上手だなぁと感心しております。
それと直結コードが短かったことで春雪と千百合の距離が必要以上に近くなり、平坦になりがちだった場面が緊張感のある画に変わっていたのも上手かったなぁ。