Fate/Zero 第十四話『未遠川血戦』

キャスターの召喚した海魔を排除するために協力するセイバー・ライダー・ランサーだったが、けた外れの再生能力の前になす術もなかった。そしてアーチャーとバーサーカー、それぞれのマスター同士も闘っていたというお話。
龍之介死亡。マスターが死んだら召喚された英霊も消えると思っていたのですが、どうもそうじゃなかったようでございまして、…もはや聖杯戦争ではなくて怪獣映画でございます(笑)
再開初回からこのレベルの作画を見せられますと、本当にスタッフに死人が出ない事を祈るばかりでございます。
時臣も雁夜も己が正しいと考えて行動している訳ですが、その揺るぎのない信念の前では小賢しい善悪感などは全く用をなさない。
それは今回退場した龍之介も同じでございまして、他者の命を犠牲にしても己の欲望に忠実であるのだから、そこに社会の通念などは通用しないのでございましょう。
小市民のおっさんは目を背ける事しかできませんが、それは自分の内に潜んでいる「モノ」を正視したくないからなのかもしれません。…虚淵さんはそういうところを抉ってきますねぇ。
マスターを喪っても闘いを止めないキャスターをどうやって阻止するのか、以下次回でございます。