戦姫絶唱シンフォギア EPISODE12『シンフォギア』

クリスの絶唱で月の破壊は回避されたが、第2射を撃とうとするフィーネの前に翼が立ち塞がり「カ・ディンギル」を破壊して果てた。二人を喪って茫然自失の響の耳に未来たちの歌声が届いて、というお話。
テレビアニメというのは不思議なものでございまして、ここまでの11話でツッコミ処が満載で、しかもいらないんじゃないかな?といった設定などもあったのに、そしてそれは覚えているのですが、そのことをたった1話でリセットできる可能性もある媒体なんだなぁ、と。
冷静に考えれば色々とツッコミは可能なのですが、有無をも言わせぬ熱い、熱すぎる展開でございました。もうここまでやってくれるのなら黙って観ているしかないじゃないですか(笑)
音楽プロデューサーの上松さんらしく、今回のソレはさながらピンスポットをあてながら各人の独奏でございました。…ノイズもKYで登場しませんし(笑)
まあこういった演出は珍しいものではございませんが、見せ場をきちんと用意してあげて、その間は他の登場人物たち全員空気になっているという極端な演出は面白いなぁ。
でもツボだけは外していなかったので「熱さ」を感じさせて下さったのだと思います。次回最終回。