ギルティクラウン phase21『羽化-emergence-』

のりを救うためガイの元へ急ぐシュウのお話。
今回のお話を視聴しておりまして「ユウ」という存在を理解していなかった事に気が付きましたが、彼の背景って本編ではあまり説明されていませんでしたよね?
ググりましたら「アポカリプスウィルスを開発し隕石を使って地球へ送り込んだ惑星の使者である」とのことでしたが、そのような描写はあったかなぁ。…本格的にボケて来たようです。
いや、アポカリプスウィルス自体が隕石から採取されたことは描かれておりましたので、ユウの存在も(作品として)不自然ではございませんが、この作品で描かれている「人のしでかしたことへの贖罪と救済の物語」には不必要だと感じたもので。
異星人であろうと何であろうと、ユウというのは人にとって「神」そのもの(その割に弱かったですがw)でございまして、そういった存在が作中に居場所を与えられるのだとするならば、人がもがき苦しんでまで歩み続ける様を描く意味があったのでしょうか、と小一時間(ry
確かに「アポカリプスウィルス」「ヴォイド」など、人類にとってのオーバーテクノロジー満載のアニメではございますが、それはあくまでも作品の装飾品でしかなかったのではないでしょうか、…最終回で深い意味が提示されたら謝りますが(笑)
この作品で「神」(ユウを「神」前提で語っておりますが、まあ人の再生などと上から目線と語っておりますのでそういうポジションなのだと言う事で)を登場させるのでしたら、人の身ではどうしようもない理不尽な存在として以外には必要なかったかもしれません。
そうでないならシュウや葬儀社のメンバーや学校の友人たち、それにガイと真名ですら戦ってきた意味が喪失してしまうような気がしてならないのでございます。…まあこれも最終回を観てから判断する事なんですけどね。
それとシュウはハレのことも忘れて欲しくございません。
「いのりだけがずっと僕を支えてくれた!」
…本当に救世主なのか?(笑)