戦姫絶唱シンフォギア EPISODE10『繋いだ手だけが紡ぐもの』

響の心がクリスに届いて翼も一緒にノイズに立ち向かったお話。
う〜ん、やはり1クールに収めるのは少々無理のある内容のように感じられまして、少女たちの葛藤が深ければ深い程今回のエピソードは感動的になったのにと思いますと、惜しいかなぁ。
特にクリスの場合、色々と「こじれた」過去を持っており今まで響たちとも敵対していたのですから、過去の清算と和解へ至る過程は、駆け足ではなくじっくりと描いて欲しかったです。
クリスや翼の抱え込んだものが辛く重いほど、それらを解放する響の存在が輝く仕掛けでございますので、こういう部分は時間を掛けませんと効果が不十分になってしまいますからねぇ。
残り2話でございますが、こうなると1話でラストシーンを見せた演出は疑問でございます。