アクエリオン EVOL 第8話『さらけだせ』

前半はアンディが見つけた「双星の書」についてのお話、後半は実体攻撃を仕掛けてきたジンを迎え撃つアマタ・ミコノ・ゼシカのお話。
前半部はこれから本作のキーになるものの一つが「双星の書」であることをさりげなく(笑)提示していたのですが、結局アンディの見つけた手帳はどう見ても「生徒手帳」、しかも校則内容からもの凄く昔のソレでございましたが、何万年も手帳が原型を止めているっておかしいですよね?(笑)
後半はもうやりたい放題(笑)
「人間生まれてくるときは裸だ(キリッ 」とか、お前らは美桜と同じ裸族かっ!!(笑)
アブダクターたちのいる次元では女性がいなくなって「種の維持」が困難なのでアマタたちの世界へ「嫁探し」へやって来ているということも明らかになりましたが、この辺は前作の「展翅族」と同じなのですね、でも彼らは展翅族とには見えませんですし、さてどういう物語が用意されているのでしょう。
この辺のお話を真剣に考察しだしますと、結構深刻で哲学的な問題に通じそうですし、SFとしても壮大な物語として成立すると思うのですが、本作はあくまでも「娯楽優先」を貫くようでございまして、バカバカしい表現が続きます。
問題は、この路線からシリアスな路線に転換しなければならない時(それがない可能性も捨てきれませんが)、どうなってしまうのかでございましょうね。