モーレツ宇宙海賊 SAILING 7『平穏ままならず』

海賊と高校生の掛け持ちで茉莉香の成績は急降下。それでも高校は辞めないと宣言した茉莉香は仕事も勉強も頑張ろうと決意(?)していた。そんな時急な仕事が飛び込んできて、いつものように「海賊」して帰ってきたら、というお話。
海賊、密航、お姫様
うん、これでこそ正しいスペースオペラでございます(笑) ただ悲しいかな、本作の主人公は女の子でございまして「ロマンス」へ発展する可能性がない…、まさか「キマシ」展開はないでしょうね?(笑)
終盤までは今週も茉莉香の海賊修行かと思っていましたが、父親と連絡を取っていたチアキが何か嗅ぎつけ、そして謎の密航者の登場と物語は次第に加速してまいりました。
茉莉香と弁天丸クルーとの関わりが今週もあまり描かれなかったのでその点が不満だったのですが、(茉莉香を含めて)彼らは仲良しになるために同じ船に乗っている訳ではなく、その意味では「平時」に彼らのつながりを描いても意味はないのかもしれません。
「非常時」にこそ彼らの強固なつながりを描いてこそ意味がある!と考えますと、この姫様との騒動がその時なのかもしれませんね。
しかし本当に「血圧」の高いキャラクターがおりませんねぇ、(おっさんがイメージしている)佐藤監督らしくて大変好ましゅうございます。