妖狐×僕SS 第4話『妖館ウォークラリー』

1号室の住人「渡狸卍里」が帰ってきて双熾に挑戦状を叩きつけたお話。
キャラといたしましては卍里よりも夏目の方が強烈でございましたし、EDも夏目メインで卍里は影が薄くなって可哀想でございました(笑)
卍里と双熾の対決といった形をとりながら、妖館の住人たちを紹介したり住人たちの人間(?)関係を語った構成はスマートで感心。
夏目のキャラが一筋縄でいかないようでしたし、多少「黒い」部分も感じていたのですが、それもこれも卍里くんのため(多少は悪意がw)というオチはこの作品の全編に通じる心地良さだったかと。
凜々蝶を始め妖館の住人たちは、その出自ゆえ人間との交流で多少なりとも傷ついていることは容易に想像できるのですが、登場してくるキャラ全てが「変」ではございますが「優しい」キャラばかりなのが「心地良さ」の原因でございましょう。
もしかするとこの先人間との交流で彼ら彼女らが傷つく場面があるのかもしれませんが、優しい仲間がそれを癒してくれるでしょうし、そうであるから楽しく視聴出来ているのだと思います。
次週は最後のメインキャラ「蜻蛉」登場ですか、CVが杉田さんと聞いて不安に感じるのは考え過ぎだろうか(笑)