ギルティクラウン phase12『再誕-the lost christmas-』

最初に訂正。数回前に「シュウパパが原因かよ!」と書きましたが、これはマッドサイエンティスト・茎道修一郎をシュウの父親と勘違いしていたからで…、シュウのパパは「桜満クロス」で、本当に死んでいるのね(苦笑) 言い訳を書きますと、あの墓参りのシーン(8話)でてっきり墓に眠っていたのは身を隠すための嘘だとばかり思ったものですから、…恥ずかしいなぁ。
という事で今回ですが、
良い最終回だった!
物語の発端がシュウとガイと真名の三人で、シュウの記憶が戻り三人の複雑な感情のもつれた糸が解きほぐされたあの場面で終わって何の問題があるのでしょう(笑)
自分を救ってくれた真名に対する感謝と畏れ、そんな彼女をラストクリスマスの日に救えなかったガイの後悔ですとか、正体不明の病に冒されたことによる不安や、弟と「トリトン」に持った感情に引き裂かれた真名。
解決策としては安易なのかもしれませんが、あの状態(世界規模のパンデミック)を阻止しながら真名の魂を救うとしたら、そしてそれはガイ自身が望んだ結末である以上、アレで幕を降ろすことに不満はないんだけどなぁ(笑)
物語として片づけなければならないものが山積みなのは承知しておりますが、作品としてはここから先に語るものは蛇足に思えちゃうんですよねぇ。
しかし逆に考えれば、制作者たちが本当に語りたいものはシュウが過去のしがらみから解き放たれたこの先にあるという事でしょうから、今後を固唾を呑んで見守る事にいたします。