BRAVE10 第2話『闇と光』

どうしても伊佐那海を手に入れたい家康は、服部半蔵を真田へ差し向けた。そこで半蔵と才蔵は伊佐那海を巡って戦いを始めた、というお話。
こういった「忍者もの」は大好きなジャンルでございますし、筋立てといたしましてはオーソドックスなものではございますが、特にこれといった不満はございません。
むしろ伊佐那海の戦国時代にあるまじき(笑)じゃじゃ馬っぷりですとか、才蔵に対しての積極的なアプローチなどは好感が持てまして、今後伊佐那海がどうやって才蔵を籠絡(笑)してくれるのかと興味津々でございます。
一方で見せ方という部分では不満もございまして、もうちょっとはじけたりスピード感があった方がよろしいかな、と。
忍者同士が戦うのですからありえないほど派手な描写を見たいですし、それを活かすためにも進行には躍動感が足りていないように見えましてねぇ。
最近では半額弁当を争うためだけでもあれだけのアクションが必要となっておりますので、生き死にを争っている本作にはそれ以上のアクションを見せて頂きたいものでございます。
それと、こういう多数のキャラが存在する作品でございますので、早いうちに暑っ苦しいほど熱血なキャラを登場させた方が物語として締まると考えております。…本来その担当は佐助なんでしょうが、才蔵以上に「スカして」おりますから不適格!(笑)