戦姫絶唱シンフォギア EPISODE2『雑音と不協和音と』

基本設定の説明回。
もう少し物語の動きの中で説明できないものかと考えましたが、そもそも主人公の響が「巻き込まれ」ただけで状況が分かっていないのですから、視聴者と同時にレクチャーするしかなかったのかもしれませんね。
体内の聖遺物を歌で共鳴させることでギアを発動させるといった発想を映像化しているところは買えると思うんですよ。
ただ創作者にとって不幸なのは、この設定や描かれたものが「冗談」ですとか「ネタ」扱いされていることでございましょうか、…いや私も笑っちゃったのですけどね(笑)
「音楽が兵器になる」といったものを描いた「マクロス」も今ではすっかり「ネタ」扱いなのですが、当時あの作品を観た時おっさんの周囲では「この発想はなかった」と感心したものでした。そこには「ネタ」扱いする奴などはいませんでしたし。
この作品が「ネタ」に見えちゃうのは、あまりにも色々な要素を取り込み過ぎているからなのかもしれませんで、本当に「やりたいこと」を絞り込んで、創作者の「本気」をそこに集約した方が良かったのかもしれません。
もしかすると本作の創作者も本気ではないのかもしれませんが、最終的に「まどか」に至るとすれば本気なのでしょうし、う〜ん。
高垣さんも参加するようなので、少なくとも声優さんの「本気」は聴けそうでございます(笑)