輪るピングドラム 16th station『死なない男』

夏芽真砂子からこの物語を見たお話。
先週は時籠ゆりと父親との相克と桃果による救済のお話でございましたが、今週は真砂子と祖父の相克とペンギン頭による強制介入(?)のお話だった訳でしたし、楽しい描写が多く観ている時には「アッハッハ」と笑っていたのですが、色々と伏線めいたものが散りばめられていて単純に笑っていて良かったのかと(笑)
真砂子が祖父を殺していたのは本当に「夢」だったのか、祖父がマリオに乗り移った描写は事実だったのか、電車の中で出会った冠葉の意味は。その冠葉と共に何故真砂子の父親がいたのか。
…お話が進行しているのに結末が全く見通せないという作品は久しぶりでございまして、居心地は非常に悪いのですが、単純すぎる作品群が多すぎる現在の状況に一石を投じている存在として楽しませていただいております。
ただこのままですと、結末も視聴者それぞれの判断に任せますとなりそうで、そこが少し怖いです(笑)