輪るピングドラム 10th station『だって好きだから』

今週は「後藤圭二」さんが絵コンテ・演出・作監・原画を担当。当分はこうした体制なのかな?
普通こうした体制ですと個人の色が濃くなるものだと考えていたのですが、先週の「武内宣之」さんにしても今週の後藤さんにしても「個性」は極力抑えられているように見えまして(もっとも私の目はヘッポコでございますので、細かい処の個性を見逃しているのだと思いますがw)、これは監督の作った世界設定というものが強固で揺らいでいないからなのでしょうねぇ。
個人的には「個性」を発揮して頂いた方が嬉しかったり致しますが、今時はそうしたものは嫌われているようですので無理なんでしょうねぇ、少し残念。
本編。
またもや新キャラ登場でございます。夏目マリオですか。これはあれでしょうか、高倉兄弟の陽毬にように夏目真砂子もペンギン頭に「生存戦略!」とピングドラムの回収を強要されているという事なのか。
二つの勢力の間に苹果が置かれているといたしますと、苹果の意味が重要…、というより主人公は苹果だったのか?
色々な謎が未解決なまま新たな謎を積み重ねてまいります。どこかで積み重なった謎が崩れてしまうのでしょうが、その時は一期なんだろうなぁ。