シュタインズ・ゲート #22『存在了解のメルト-Being Meltdown-』

紅莉栖のDメール話、後編。
共に歩むことは出来なくても想い出の中ではいつでも一緒というロマンティックな解決策は、この場合最善だったのかもしれません。…アニメ作品としてですが。
どのみち岡部の選択肢は二者択一しかございませんでしたし、まゆりの存在の重さを考えれば紅莉栖を切り捨てるしかない訳でございまして（ゲームであればプレーヤーの好みで選べますし、それこそ「やり直し」は何度でもできますが）これ以上の解決策はなかったでしょうね。
辛い旅を終えた岡部の慟哭を知ってか知らずか、まゆりの台詞も物語の「締め」として過剰でも過小でもない良いセリフでございました。
ただ、紅莉栖を刺した人物が最後まで分からず、そこがどうも引っかかるのですが（私が見逃した可能性大なのですが）、まあ本編内容に直接関係なかったという事にして納得いたします。
「ああ、最終回だから特殊EDなのか、…あれっ？画面が乱れてるじゃないか。これだからニコ動は！感動の余韻に浸っているのに台無しだ!!」などと憤慨しておりましたら…、
えっ、鈴羽再登場？第三次世界大戦？
残り二話でもう一ヒネリですか、最後の最後までお客さんを楽しませて下さる作品でございます。