猫神やおよろず 第三話『捨て鉢デッドライン』

しゃもの友人でマンガ家で陰陽師の雪那のところから、雪那の式神たちがあまりのハードワークに逃走。かわりに繭たちがアシスタントとして働くことになったのだが、というお話。
式神と雪那の関係をもう少し掘り下げれば、容易に「良い話」として仕上げられそうな気が致しますが、あくまでカラッとした笑いを目指しているのであえてそうしないところが本作の「味」なのかもしれません。
そうであるから信仰の対象である神様のお話なのに、信仰する側の人間が描かれていないのもうなずけるかと。
でもこのドタバタだけでシリーズ全体を引っ張りきれるのかなぁ、桜井監督の腕次第といったところでしょうね。