花咲くいろは 第14話『これが私の生きる道』

結名の許嫁である樋渡洋輔のホテルに、修学旅行の緒花たちが宿泊したお話。
今回は「かっぱっぱ」の菜子ですとか、旅先の力を借りて告白する男子の爆死ですとか、職業病の緒花など笑いの成分が多めでございましたが、その裏側で「職業」と言うものに対する重たいテーマが語られたエピソードでございました。
何と申しましょうか、ロイヤルリティ(忠誠心)は会社に持つんじゃない、職業にだけ持てば良い、「働く」という事は、その「職」に真摯に向き合う事であって、嫌な言葉ですけど「社畜」ではなく「(良い意味での)職畜」になることではないでしょうか。
しかもそれは誰に強制されるものではなく、自分自身で選ぶこと。洋輔と結名の件もそういった事のように見えました。
結名はまだ自分の可能性を探っている段階であり、それは自分で決めるという事なんでしょうねぇ、カッコイイ!(笑)
さて、洋輔くんは「誰のための職」なのかを忘れ会社を大きくすることだけに汲々とし、アルバイト女史たちは「自分たちが誰のために働いているのか」を忘れて決裂。すでに「職」に対して真摯に向き合い始めている緒花がこの状況でどう立ち回るのか、以下次回でございます。