Aチャンネル Channel11 『たんじょうび』

るんが如何にして今の高校に入学できたか(笑)のお話と、トオルの誕生日のお話。そこからトオルは永遠にるんたちと「1年」の歳の差があるといった現実を感じたお話。
学校に通う歳が違う仲良しグループの場合、こういった話題は避けて通れないものでございまして、最近では「けいおん！」が有名（？）なのですが、この作品でもそうした処に言及するとは正直意外でございました。
だって淡々と四季折々を描いてきた本作でございますから…、あっそうか、四季折々だから「卒業」ネタも必須なのか、って、るんたちまだ2年生じゃん(笑)
「けいおん！」の場合はまだ「音楽」で繋がっておりましたので「救い」もございましたが、本作は人間関係以外に4人を繋ぎ止めるものがない分、色々と大変そうではございますが、繰り返しますがるんたちはまだ2年生でございますのでこのネタは早いかと(笑)
それと今回のAパートで（るんとトオルの勉強していたシーン中心に）他のアニメであればどうという事もない普通の演出と作画が非常に浮いていたように見えまして、本当にこの作品はアニメらしい絵を排除してきたんだなぁと感じました。
いや、三頭身の絵などはこれまでも描かれておりましたので違和感はないのですが、細かいカット割りですとかヌルヌル動かすといった部分の事でございまして、普通であれば喜んでしまう処が「いらない」と感じてしまうのが実に不思議でございました。