そふてにっ 第12ゲーム(終)『りたーんっ』

明日菜と琴音がペアを組むことになった経緯が語られた最終回。
今回のエピソードだけを視聴しておりますと、最初からこの路線でも問題なかったのでは?と考えてしまうほど真っ当な青春テニスアニメに見えました。…まあ多少ギャグ寄りではございましたけど。
聴いた噂によりますと原作は比較的テニスシーンが多いそうですので、案外今回のような路線なのかもしれませんね。
で、そういたしますと本作はアニメスタッフが調子に乗ってエロとパロを増量していたのかもしれませんが、まあこれはこれで。
アニメとマンガは違うメディアでございますし、人気が出れば(理屈としては)いつまでも続けられるマンガと、予め放送回数の決まっているアニメの違いに目くじらを立ててもしかたないでしょう。決められた「尺」の中でどうやって視聴者を引き付けるかに対するアニメスタッフの回答がコレだったとしたら、そこは尊重しても宜しいかと存じます。
どうみても「低予算」の作品でございましたが、その中で最低限の力の入れ方は出来ていたように見えましたし、ギャグもパロもエロもホームランではなかったけれど凡打でもなかった…、まっ微妙だったのですけど(笑)嫌いな部類ではございませんでした。
何度も書きましたが、もう少し羽目を外した方が作品としては個性を際立たせることができたのではと考えますが、こればかりはスタッフ各位のセンスの問題でございますし、集団作業のアニメではこれが一番難しいのかもしれません。