デッドマン・ワンダーランド #10『墓守(アンダーテイカ―)』

シロの乱入で命を救われたガンタたち。だがガンタは勘違いをしたうえに、シロの一言でかっとなりシロを殴ってしまう。破獄計画に失敗した自由の鎖たちは拠点に戻ってきたが、そこへ玄角たちアンダーテイカ―たちが追いかけてきて、というお話。
訳のわからないうちに争いの中に放り出されて、オタオタしながら降りかかる火の粉を振り払い生き延びる。でも戦う事には疑問を感じ、今いる場所に違和感を感じてしまっている、というのはアムロやシンジくんの正統なる後継者なのかもしれないのですが…
覚悟がないのが許されるのは9話(シリーズが26話として3分の1)までだと思うんだ!
これがですね、ガンタに罪の枝という特殊能力がなく、ただただ右往左往しながら生き延びるお話であればともかくといたしまして、戦う能力があり(曲がりなりにも)勝って来た実績があるのですから、もう覚悟を決めて自分の未来は自分で勝ち取ると変化していなければならないと思うのですよ。
…まあフラストレーションを極限まで高めてから、という手法なんだとは理解しておりますが、もうそろそろガンタの変化があっても良い頃合いでございましょう。
千地登場で状況一変(笑) あれだけオドロオドロシイ過去を説明されながら退場は一瞬だった「墓守」に笑う。色々ともったいなかったような気が致しました。