あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。 第4話『白の、リボンのワンピース』

「ゆきあつ」から「めんま」の存在を否定されるが、「じんたん」は目の前にいる「めんま」を信じ、皆に「めんま」の言葉を伝える。頑なに「めんま」を否定している「ゆきあつ」だったが、彼にも秘密があった、というお話。
衝撃のラストシーン(笑)
観た時はそれ以上の感想はなかったのですが、なぜ「ゆきあつ」が「めんま」のふりをしていたのかが重要なんでしょうね。…ただ、ヴィジュアルの力が大きすぎて思考停止になっちゃいましたので、考えがまとまりません(笑)
この流れの発端は超平和バスターズの秘密基地に「ゆきあつ」が「めんま」の格好で訪れた時、たまたま「ぽっぽ」に見られた事でございまして、この時点では誰かに見せようなんて考えは「ゆきあつ」にはなかったハズです。
では「ゆきあつ」は何故「めんま」の格好をしなければならなかったかと言えば…、喪失感を埋めるためなのかなぁ…。口では「めんま」の事を否定していたけれど、誰よりも「めんま」を喪ったダメージが大きかったのは「ゆきあつ」だった、という事なのかもしれませんが、その辺は次週語られることになりそうなので、待機!
今回視聴していて、結局誰も「めんま」の存在を信じていた訳ではない事が明らかになり、悲しい気持ちに(笑)
まあ確かに「死んだ仲間がここにいる!」と言われても、ねぇ。せいぜい「ぽっぽ」のように「じんたんがそう言うなら、そう言ったじんたんを信じる」位が精一杯でございましょう。
女どもは…(笑) 女性はリアリストでございますから、目で見ないものは信じないでしょうし、目で見ても「気の迷い」で済ませてしまいそうだしなぁ。男のロマンチシズムを冷やかに眺める、この辺の女性陣の「作り込み」が素晴らしいですね。
してみますと、この作品では「信じる」ことが重要な鍵になるのかもしれません。自分を信じ、仲間を信じる。…大変難しい事なんですけどね。