青の祓魔師 第7話『友千鳥』

友だちを作ろうと「しえみ」が努力するお話。
先週の感想で「必要なエピソードだったのかという疑問が(笑)」と書きましたが、この「修行編」の意味はこれから先に待ち受ける無慈悲な展開を乗り越えるために必要な、友人や温かい思い出を作る事だと考えを改める(笑)
と同時に燐にとって「守りたいもの」「守らねばならないもの」を与えることで、それが悪魔との戦いで「枷」にもなるといった両面作戦の役目も担っているのでしょう。そしてそれは「父親(養父ですが)の敵討ち」よりもずっと物語に奥行きを与えてくれると期待しております。
本当の強さは優しさを伴っていなければ意味がないといったチャンドラー氏の言葉を「しえみ」が体現。今回はしえみの可愛らしさにノックアウトされてしまったとだけ記しておきます(笑)
…学園内に裏切り者が居るというお話でしたが、あのメフィストがそれを見逃しているという事はありえないように思えるんですが、どうなんでしょうねぇ?