緋弾のアリア 第4弾『武偵殺し』

キンジがアリアの母親と会い、帰国するアリアの危機を悟り、理子の正体が明らかになったお話。
今回のように過去ですとか、額に出来た傷を隠す乙女心などといったキャラクターの細部が描かれますと作品としては急加速しているように見えまして楽しめました。…まあアノ4世同士の戦いというのは些か興醒めではございましたが(笑)
こうなりますと初回2回をもう少しハッタリの効いた格好いい導入にしてくれたのならと少し残念に感じてしまいました。主人公も少し後ろ向き過ぎますしね。
先週書いた「キンジの部屋の時計がすべて五分遅れていたためにバスに乗り遅れた」理由も判明。本当はこういった細部に色々仕掛けを用意した方が、少なくとも銃器を使った殴り合いよりも作品としては面白くなりそうな気がするのですが…、いやあの殴り合いは楽しかったですが(笑)
本作はヴィジュアル優先のようなので、あまり細かいことを考えない方がよさそうですね。