ダンボール戦機 第7話『その名はイノベータ―』

アサシンを退けたバンたちに、宇崎は5年前に死んだバンの父親は生きていると告げる。そして宇崎と檜山の会話を盗み聴きしたバンたちは、バンの父親の山野博士が捕えられている「天使の星」へと潜入するのだったが、というお話でした。
自分たちの事をイノベータ―とかぬかす奴に碌な奴はいない!
…まあそれはともかく。
子供たちが主人公という点を考慮したと致しましても、色々とバランスに問題があるような気がしてまいりました(今更かっ!)
時の総理の暗殺を計画したり、世界を我が物としようとしている「大人」が、子供たちに簡単に出し抜かれたり、今回も重要な拠点に(しかも最先端の技術プラントなのに)簡単に潜入されたりと、冷酷な敵なんだか間抜けなんだか(笑)
これでこれまでに「ロケット団」並みの描写があれば納得もできるのですが、う〜ん。…どのような展開であっても構わないのですが、この辺のバランスと申しましょうか、統一性・説得力というものは重要だと思います。
LBXのデザインは気に入っておりますが、それだけに肝心の物語には気を配っていただきたいものでございます。
それと本作は「笑い」も決定的に不足しておりまして、ストーリーを追いかけるのに汲々としているように見えますのも若干の問題ではないでしょうか?