青の祓魔師 第2話『虚無界の門ゲヘナゲート』

燐を追って悪魔が現れ、獅郎たちがそれを退けるも獅郎はサタンに体を乗っ取られ死亡、燐は悪魔祓いになることを決意するのだった、というお話。
目の前で養父が殺された訳ですからそれで十分と考えても良いのですが、自分の知らない過去に起因する「理不尽さ」だけで押し通すのは「動機」という点で少し弱いでしょうか。
ここに「自分がしでかした不始末」といったものが重なりますと、主人公が背負うものが段違いで重くなりまして、燐の進む道に対する視聴者の見方ですとか感情移入といった点で有利に働くように考えるのですが。
まあその辺は今後の展開次第でございましょうし、現段階であれこれ考えてもいつものように見当違いになる可能性が高いので保留いたします(笑)
ただ、そこら辺がございませんと「前に進む」と言ったのに、やろうとしている事(サタンを殴ってやる)が過去への落とし前でしかございませんので、ね。
燐に「復讐」以外の目的を用意できるかどうかに注目したいと思います。