テガミバチ REVERSE 第二十話『希望の微笑み』

先週「カベルネを倒した!」とか書きましたが、実は羽根が取れただけで本体は地中に逃げたそうです。…そうは見えなかったんだけどなぁ(笑)
で、地中に逃げたカベルネを追うためにコナーのディンゴ・ガスのよく利く鼻を思い出したラグは、コナーを訪ねてラメントの町へ。そこでコナーは心を失くしたサニーの面倒をみていた、というお話でした。
鎧虫に心を奪われた人は、そのご衰弱して死んでしまうというお話はザジの生い立ちの時に語られておりましたし、今回ラメントの人々が死に絶えたのはそういう事情でございますね。
その中でサニーだけがまだ生きているのは「?」だったのですが、感情がなくなったサニーが微笑んだということはまだ彼女の中に「心のかけら」が残っているという事なんでしょうね。
そしてそのサニーが微笑んだのは、自分(サニー)の身を心配して常に付き添っているコナーにではなく、自分の作ったクッキーを美味しそうに食べて笑顔になっているコナー(とラグとニッチ)がいたから、と。
本作ではラグはよく泣きますが、あれも自分のために泣くのではなく、他者の痛みを我がことにして泣く訳でございまして、笑顔と泣き顔では対極ではございますが、「他の人のこころ」を大事にしているといった「根」は同じでございます。
といった心温まるエピソードをはさみまして、ラグはコナーたちと共にカベルネ追撃戦へ。
今回はサニーのクッキー作りを一心不乱に眺めていたニッチの後頭部に萌えた!(笑)