みつどもえ増量中!第七話『みそじもえ?』

今週はサンタクロースが存在すると信じている杉崎龍太の夢を壊さないように奮闘して何かが壊れた(笑)杉崎みくのお話と、ひとはとの距離をなんとしても縮めたい宮なんとかさん(公式)のお話、努力が空回りする海江田先生(三十路まえ)のお話に、プール清掃での男女カーリング大会のお話。
今週も季節感は全く考慮されないエピソードばかりでございました(笑)
と申しますか、クリスマスのお話もプールのお話も確か1期にもございましたので、あの時これを連続して放送しておいた方が良かったんじゃないか…、原作だと間隔が空いていたのかな?
そして残り1回で海江田先生登場。いいキャラでございましたね。もう彼女が活躍(?)するエピソードを観る事が出来ないと思いますと残念でなりません。
で、1期を振り返りたくなって初回の「丸井家!良い子悪い子恐ろしい子!!」を視聴してみたのですが、OPにはもう海江田先生も、吉岡夫妻も登場していたのですね。海江田先生はそのあと最初の「なんでもバスケット」のお話の冒頭にも登場しておりましたし…。記憶にございませんでした。
1期は「勘違いネタ」が多かった記憶がございまして、笑いとして「広がり」に欠けるきらいがあった印象でございましたが、今回観返した初回ではふたばがヌルヌル動いておりましたし、ネタとしてもなかなか秀逸でした。
「あれ?こんなに面白かったっけ」というのが正直な感想なのですが、原因はハッキリしておりましてこの時は「キャラとのお約束がまだ分からなかった」という事でございましょう。
みつばならこう動く、ふたばはこういうキャラ、ひとははこういうリアクションをする。杉崎や吉岡や宮なんとかさん(公式)を始め、登場するキャラの性格が分かるとそれに対するこちらの心構えも出来、さらにそれを裏切る行動をスタッフ側は描きやすくなり、次の笑いを招くことができる。始まった当初は当然なのですがこうした「お約束」を把握できませんでしたので、スタッフも視聴者も手探りの状態だった、と。
2期になって送り手と受け手の間に「暗黙の了解」が出来ておりましたので、最初からトップギアで「笑い」に集中でき、ギャグ作品として成熟の域に達していたかと存じます。
だからこれからが本番なのに、本作も残すところはあと一回でございます。本当に惜しい!