テガミバチ REVERSE 第十九話『悪意でなく、憎悪でなく』

心弾を撃てなくなったラグだったが、ザジの言葉で自分の届けたいものを思い出し、ゴーシュの愛銃「ジムノペディ」でカベルネを倒すのだった、というお話。
ザジがジールを倒すとき撃ち出した心弾は「悪意でも、憎悪でもなく」「哀しみ」でございましたが、ラグが撃ち出した心弾は「悪意でも、憎悪でもなく」「希望」かな?
ザジは自分の生い立ちを背負っておりますので、全てが決着するまで(そんな時が来るのかどうかは疑問でございますが)そうした「負の感情」から生み出される以外の心弾は使えないようでございます。
一方ラグはと申しますと、どんなに辛い出来事に向き合おうとも人を信じ、心を信じる。この二人が同じ目的で協力し合うといったところが今回の見せ場だったでしょうか。
さて、カベルネ倒しちゃいましたか(笑) 本来であればカベルネが人の心を集めて輝く「人工太陽」までたどり着き、そこでどうしましょう?というお話だったと思うのですが、さすがに時間が残されていないようですのでこれはこれで。
いよいよ會川先生の本領が発揮される時が来たようでございます。