とある魔術の禁書目録Ⅱ 第13話『使途十字(クローチェディピエトロ)』

第8話「大覇星祭」から始まった「使途十字編」終了。
正直な感想といたしましては「6話も必要な話だったのか?」というものでございました。…どこをどう削ればいいのかは分からないのですが。
それと、専門的なことは分かっておりませんし、ネット視聴という環境ですので前のエピソードを観返すことが出来ないので間違っているとは思うのですが、「星(星座?)が特定の位置にあることが発動の条件」といたしますと、花火の明かりで星が見えないということは発動の妨げにならないのではないか?といった疑問が生じましたよ。
「星(星座)が見えている事が条件」といたしましても、当日の天気によっては(曇り、あるいは雨)それも叶わない訳でございまして、世界を賭けた作戦にしては色々と障害の多い作戦だなぁ、と。
まあ、そうしたことは「創作」の一言で片づけられてしまいそうなのですが、「雨でも明るくても空にその星(星座)の配置があれば問題ない」といった「縛り」をあらかじめ用意しておくのが創作者の矜持のようなきがいたします。
ラストを学生たちのための花火で世界の危機を救った。世界は当麻のように戦った者だけが守ったのではなく、「教会」は自分たちが支配しようとしていた市井の人々の何気ない行いに敗けたのだ、といったお話に落とし込みたかった事は理解できるのですが、であれば私のようなド素人にツッコミを入れられない筋立てを用意していただきたかったかな。
それにいたしましても上条ちゃんは肉弾戦に強い敵にはからっきしでしたね、まあ分かっていた事なんですけど(笑) 彼のスキルが「説教」と「幻想殺し」だけですと今後に不安を感じてしまいました。