バクマン。 第13話『速報と本ちゃん』

「NEXT」の人気投票で速報一位になり浮かれた最高と秋人だったが、本ちゃんの投票結果では三位となり落ち込むことに。そして「隙間」ではなく「王道」でトップを狙う事を誓うのだった、というお話。
結論として、…と言うのではなくて作品の方向性として観る者に大きなカタルシスを与える意味で正しい選択だと思います。やはり主人公が「戦う」以上は真っ向正面からトップに挑んでいただいた方が、困難も多いでしょうが楽しいですからね。
それとはまったく違うのですが、王道と言うのは時代と共に変遷いたしますので、何をもって王道としていたのか具体的に語っていただきたかったかなぁ、と。
忍術ものが王道だった時代もございましたし、スポ根が王道だった時もございました。描くものが時代と合わないから王道ではなく、俺たちが王道を築くという心意気でも宜しかったような気もいたしました。
まあこの場合、描いた漫画のジャンルを指して「王道」と言っている訳ではないということは理解いたしておりますが。「売れるために描く」のではなく「描きたいもの、伝えたいものを描く」ことがマンガの王道…、これもなにか違いますねぇ(笑)
亜豆と最高のメールのやり取りが可愛らしくも可笑しくて楽しゅうございました。