海月姫 第6話『ナイト・オブ・ザ・リビング・アマーズ』

変身した尼〜ずの面々をカフェへ連れ出す蔵ノ介。最初は緊張していた彼女たちも次第にリラックスして雰囲気を楽しむようになった。その頃修は稲荷の謀略(笑)に嵌って恥ずかしい写真を撮られていた、というお話。
一方で世間と隔絶した女性たちを描き、もう一方で世間ずれしまくっている女性を配置して、女性と言うものは一筋縄では行かない存在なのだと力強く宣言しているようにも見えました。…まあ稲荷女史のあれは極端過ぎますけど(笑)
こうした描写を拝見しておりまして、本作においては「恋愛」というものよりも、女性作者の手による女性たちの様々な魅力を描くことが目的なのだろうなぁと考えるに至りました。
オタクに走っても、男を手玉にとっても、化粧をしていてもしていなくても、女は可愛いんだよー!、と。
化粧をしている月海しかしらない修と素の状態の月海も知っている蔵ノ介、童貞(笑)の修と経験豊富な蔵ノ介が月海の両サイドに配置されている理由もその辺にあるのかもしれません。