とある魔術の禁書目録Ⅱ 第10話『速記原典(ショートハンド)』

競技場に仕掛けられた罠の排除に成功するが、吹寄が巻き添えで倒れてしまったことに怒った当麻はオリアナを追い詰める。だが、あと一歩のところで逃げられ、さらに残されたスタブソードは何の変哲もない看板だった。実はスタブソードは存在せず、取引の本当の目的はペテロの十字架による学園都市の支配だった、というお話でした。
吹寄や土御門の負傷に対する当麻の怒りが不完全燃焼のように見えまして、当麻にはもっと熱くなって頂きたいなぁと思いましたよ。
ここで完全決着ではなかったという事はある程度予想できたのですが、オリアナに言い分があるにせよ無いにせよ(ここまで本作を視聴して学んできた経験からたしますと、彼女にも何がしかの理はあると思いますが)、今回激情からオリアナにダメージを与えていた方が、後々の最終決戦で盛り上がると思うのですが。
相変わらず単純に盛り上げる事を「よし」としない作品だなぁと確認いたしました。
美琴とインデックスの直接対決。
ここもねぇ…。壮絶な修羅場があった方がお話としては盛り上がると思いますし、視聴者もそれを期待しているんじゃないかと思うのですが、ここも寸止めでございました。あ〜、イライラ(笑)
ラストカットの美鈴の正体に一同が驚くシーンですが、キャラデとしてお母様にしか見えておりませんでしたのであれはどうなのでしょうね。小萌センセイのようにロリキャラ仕立てにするですとか、物凄いお色気キャラに…これは意外性がないか(笑)
妥当な線としては美琴とうり二つにしておけば…、これはこれで「シスターズ」と被っちゃいますね。う〜ん、確かに難しいのですが、そこをなんとかしていただきませんと「え〜!!」の意味がなかったかと思いました。
さて、スタブソードが存在しないのであれば、「聖人」が対処に当たっても問題ないのでしょうから、次週はインデックスの活躍の場もある?