テガミバチ REVERSE 第十話『ベリタブリィー修道院』

ブルー・ノーツ・ブルースからの帰り道、ラグはザジと合流してコナーの居るラメントの町に立ち寄った。その町の修道院でロダを見つけたラグは変装して調査を始める。そこはリバースの拠点のひとつだった、というお話でした。
先週の感想で

今回描かれる必要のあった「精霊虫と精霊琥珀と鎧虫の関係、魔訶が何故存在するのかという意味」という後半部分がゴッソリ抜け落ちておりました

と書きましたが、今回の回想シーンでそこは消化されておりました。…これだから先走って書くのは(笑) 負け惜しみを承知で書きますが、ここはニッチ姉と分かれる件で描かれていた方が自然だったと今でも思いますが、かと申しましてこういう構成でもそれほど問題はなかったように見えましたので、…やはり負け惜しみですね(笑)
物語は佳境に入ってまいりましたが、支配する者とそれを覆そうとする者の抗争と、虐げられている者の辛さや苦しみがこの辺から明らかになるのだろうなぁと思いますと、本作を単純な善悪の問題に矮小化して欲しくないという思いが強くなる次第でございます。
それにいたしましてもニッチ分が足りなくて禁断症状が(笑)