テガミバチ REVERSE 第七話『Film noir(フィルム ノワール)』

「あのさとでニッチはうまれた、にひゃくねんほどまえ?
という事で、今回はラグが北の辺境で目撃されたゴーシュ(ノワール)を探しに行ったお話。
細かい部分では「入れ替え」がございましたが(具体的にはザジとゴーシュが出会うシーンの順番)、概ね原作通りのお話でございました。
まあこれも毎回書いている事ですが、今回でいえばラグがゴーシュの記憶を読み取って泣くシーンなどは、もっと間を取って視聴者を「泣かせる」演出があった方が宜しいかったかと思わずにはいられません。
お客さんを喜ばせるためには「クサイ」と言われようとも「様式美」としての「愁嘆場」を用意するのがサービス業としての演出ではないかと。「お決まりの」というものにもまだまだ有効活用できる余地はあると思うんですけどねぇ。
さて、前々回「別ルート」へ向かったように見えたのですが、今回のお話を観ておりましたら「正規ルート」に回帰しているように見えました。
これだと前々回の意味が失われるどころか、邪魔になってしまう可能性が大きいのですがどうするつもりなのでしょうか?…意地は悪いですが非常に楽しみでございます(笑)
といった事もありながら、舞台はいよいよニッチの生まれた場所ブルー・ノーツ・ブルースでございます。