ゼーガペイン #17『復元されし者』

アルティールの中でしか会えないキョウとリョーコは、パトロールの最中にガルゾオルムのシンと出会う。撃退したかに見えたが帰還するアルティールに貼り付いてオケアノス内部に侵入するシン。そこで彼女は「何のために戦うのか」と問うのだった、というお話でした。
各人各様の答えを聞いたシンでしたが、リョーコの「守りたいの」という答えに何かを感じたようでした。その事を聞いたアビスは「我々が捨てたもの」と呟きます。
すでに意識でしか「生きている」存在ではないキョウたちには「守るもの」があり、実際に「生きている」ガルゾオルムには「守るもの」がない皮肉。
では「生きる」という意味はなんでしょう?う〜ん、この作品の最終到達地点はそこですか。大変難しいところへ向かっているようでございます。
その解釈は各人各様でございますので、どのような解答が用意されていようとも問題はございませんが、できれば「爽やか」な答えが用意されていると嬉しいのですが。
シンの介入でリョーコの損失データが修復されたシーンを観ておりまして、シンの「無邪気さ故の行為」に「良かった、良かった」などとシン以上に無邪気に喜んだのですが、次週予告でまた突き落とされました(笑)
こうやって最後までやきもきさせられるんでしょうねぇ…。