けいおん!! 第14話『夏期講習!』

これまでは付けられた漢字の名前を書いてまいりましたが、今回はあえてこう書きましょう。ムギちゃん可愛い!、と(笑)
今回の「夏期講習」はタイトル詐欺。実際は紬が律とつるんで如何にしてツッコまれるかと試みるお話、かな?
実は昨日このお話を観てからどうしても「けいおん!」を観たくなり、今日帰りにレンタルDVDを借りてまいりまして、現在6話まで視聴完了。…やはり前作は観ておかないといけなかったようです。
例えば今シリーズ7話の「お茶会!」で「澪ファンクラブ」のお話がありましたが、あれは6話「学園祭」で澪が青の縞パンを見せたことに起因していたのですが、このエピソードを知っておかないと今シリーズの7話につながらなかった…、かもしれません(笑)いや、知らなくとも楽しめたからいいのですが。
で、今回のエピソードとつながって来るのはどこかと考えますと、前シリーズ2話で軽音部の入った動機を聞かれた紬が「めったに出会えない、とっても楽しくて愉快な人たちの仲間になりたかったの」と答えた部分でしょうか。
…まだ6話までしか観ていないのに断定は拙いですね(笑)
紬はどこか浮世離れしたところがございますが、今回やこれまでの描写からの傍証で「お嬢様」であることは確定なのですが、彼女の「心の内」が今一つ描かれていないような。
ですが、これは受け手のこちらの心の穢れが原因で、育ちの良いお嬢様の心は真っ直ぐであり、表現されていること以外に「裏」は無いと考えればある程度は納得。見たままの紬しかいない、ということかもしれません。
なに不自由なく育った紬にとって律や澪、唯に梓の「庶民」の反応は新鮮で、毎日が新しい発見の連続なのでしょうね。でももうひとつ、「過激なスキンシップ」というものの中に入れない自分を見つけて、それに憧れた、と。
ここに「壁」を感じたのか、それとも単に「好奇心」だったのか。多分後者でしょう。だって裏表も悪意もない紬なのですから。
最後の最後で律に念願の「過激なスキンシップ」を貰って満足そうな紬の顔が大変可愛らしい。大満足でございます。
他は…、そうだ、今回の最大の被害者は唯と澪だったでしょうか。
澪の無音の涙のシーンは思わず笑ってしまいました。そういえば「よつばと!」でも同じようなお話がございましたが、女の子はそんなにケーキの上のイチゴが好きなのかっ!?
今回も他愛のない日常描写が中心でございましたが、毎週これで観せるのですから改めてスタッフ各位の力量に感心。