HEROMAN EPISODE#14『BELEAGUER』

ジョーイたちの逃避行編その2。
いくら相手が未知の力を持った「ゴースト」とはいえ、そのそばに子供がいる事を知っていながら重火器を使用する米軍の荒っぽさに驚くのは、私が平和ボケした日本人だからでしょうか(笑)
それと、逃走中は身近な人間との連絡は禁物!というセオリーはハリウッド映画から学んだのですが、ジョーイは観ていないのかなぁ。
結局デントンとサイはあまり役にも立たず。一緒に逃げた意味は「ジョーイが良心の呵責に苦しむ」ぐらいの意味しかなかったようです。
この作品が、もし、仮に、ひょっとして「ジュブナイル」を目指しているのだとするなら、派手な絵作りよりももっとワクワクするような筋運びに腐心していただきたいと思います。
そうでないとするなら、ジョーイ以下の登場人物の心の描写に注意を払っていただきたいものでございます。どうも作品の「重さ」が中途半端と申しましょうか、振幅が激しいように見えまして…。