迷い猫オーバーラン 第11話『迷い猫、割れた』

今週の責任者は「草川・アスラクライン・啓造」さん。
どーでもいい内容を大げさにすることで意味ありげなお話にでっち上げるという手法は、おッさん世代ですと「うる星やつら」が思いだされるかと思いますが、今回のお話などはその典型だったかと。
それにいたしましても「ブルマ」を知らない世代は幻想を抱きすぎだ(笑) まあ、最近のスタイルの良い娘さんがブルマを着用すれば、昔とは違うエロチシズムが(笑)あるのかもしれませんが、おっさんには理解不能でございます。文乃の提案する「スパッツ」の方が・・・、いやそれはどうでもいいんだ(笑)
今回残念だった事は、こういうエピソードこそ高品質の作画が必須で、馬鹿馬鹿しいお話に力を与える助けになるのですが、力及ばず。特にミュージカル仕立てのシーンは無駄なほど力の入った作画が必要だったと思います。昔のアニメであればこういう時に「作画の暴走」を観る事ができたのですが、そこまでは頑張れなかったのでしょうか。
今回のメインはそうした馬鹿馬鹿しい騒動ではなく「希を知る者の登場」と「希の気持ち」でございました。
「一つのお皿に四匹の猫」「幸せの量は決まっている」という命題に対して希はどういった答をだすのか、いや、この答は巧が出さなければいけないはずです、だって主人公なんですから。
えっ、次週で最終回?う〜ん、折角良いペースになってきたように見え始めたのですが、残念。