ゼーガペイン #11『残るまぼろし』

ピエタとクリスを残してアーク死す、・・・切ない。
何が切ないといって、折角作った最後の思い出も「憶えていてくれる人」が居なくなれば無に帰すところでございます。
かと申しまして、すでに「実体」をなくしてしまっている人間にとってこの戦いに「勝つ」意味も失われているように思えますし、・・・希望のない戦いだけれど、勝たなくては思い出すら残すことはできないとは実に哀しい物語でございます。
ただ、今回「敵は情報があれば何度でも実体化できる」ような台詞がございましたので、「そのシステム奪い取れば人類の再生も可能なんじゃね?」と一縷の望みを持ったのですが、いつもの通り浅はかな考えなんだろうなぁ(笑)
この物語を作ったスタッフがどういうスタンスなのか、まだまだ分からないことの方が多いですから保留ですね。