帝人が事態の変化を前にして、ウジウジとした挙句ダラーズの解散を宣言したお話。
この帝人の態度は高校生としては普通の反応でしょうし、本作が無軌道な青春ものであればこの展開は真っ当なものだと思います。
でも「リーダー」が逃げて成立する作品なのかとても疑問。面倒なことは周りの人間が片付けてくれるというのでは、帝人も正臣も成長できないだけのような。
同じところをグルグルと回っているだけの様に見えてきて困っちゃいました。
それと、やはり臨也の「狂気」が足りていないのも不満でしょうか。ただ「無敵のシズちゃん」が銃弾に倒れたことですし、今後は違った方向へ進む予感がいたします。期待して待つ事にいたします。
