デュラララ!! #20『黄天當立』

虚構と現実はボーダーレス、と。狩沢絵理華がまともな事を喋った回、かな?
正臣が次第に追い込まれて行く描写は、この作品には珍しく「普通の」サスペンス仕立てでございました。あまり評判が宜しくないようですが、「人間」が自縄自縛に苦しむ様が良く描かれていたと思います、うん。
この辺だけ観ておりますと、本当に「普通」の無軌道な青春作品といった趣でございますし、ある意味「ロミオとジュリエット」に繋がるか「定番」の展開かと存じますが、この流れからいたしますと正臣の「死亡フラグ」は立ちまくっている訳ですね。
ただし何度も書いておりますが、この作品は「人間」だけの物語ではございませんから、この先の展開はまさに「五里霧中」でございます。あと臨也に天誅が下りますように(笑)