けいおん!! 第7話『お茶会!』

「澪ファンクラブ」のお茶会が開催されたお話。
そういえば私の通っていた高校は女子の方が生徒数の多い学校だったのですが、そこでは定期的に「茶話会」という男子禁制の楽しそうなイベントが行われていた事を思い出しましたよ(笑)
なんと申しますか、本作を観ておりますとそういった取るに足らないけれど懐かしい出来事を思い出させて頂けるおっさんにも優しい作りになっていて、制作者が本来意識している(だろう)部分以外も楽しかったりいたします。
今回は「曽我部先輩」という方が登場。彼女が「澪ファンクラブ」を作り、それを引き継いだ(引き継がされた?)和が何もしていない事に罪悪感(?)を覚えてお茶会を開催するという流れでございました。
「観たまま」の感想は、こうやって小さな「想い」がささやかに引き継がれて行くのは素敵だなぁ、と言うことでございました。うん、本当に観たままですなぁ(笑)
で、視聴後に引っかかった事は「何故曽我部先輩はお茶会に参加しなかったのか?」でございました。あれほど熱愛(?)していた澪を肴(笑)にしたお茶会を、そして後を託した和からの招待にもかかわらず参加しなかったのは何故なのでしょう。
作中「どうしても抜けられない用事」と語られておりましたし、描写されたものを見ますと北海道へ旅行中(だよね?)のようでしたので無理からぬ事のようにも思えるのですが、あくまでフィクションでございますので「澪ちゃ〜ん!」と狂喜乱舞しながら登場させることも出来たような気もいたしました。と申しますか、この作品の流れからすればそちらの方が自然のようにも想えます。
これでもう澪に興味を失くしていたというのでしたら(そういう展開はとても寂しいけれど)分からなくもなかったのですが、梓が送った写真を見て「また素敵な贈り物貰っちゃった(ハート)」と言っておりましたので、心境の変化という訳でもなさそう。
お茶会に参加しない理由がとても不鮮明に見えてしまいました。が、これはアレですね、なんでも説明して貰わないと理解出来ないと言う「ゆとり脳」でしょうか(笑) ・・・おっさんも頭を使わなくなってまいりますと「読解力」が著しく低下している証左(この場合「証上」か)なのかもしれません。
よし、少し頭を働かせてみましょう(笑)

  • 曽我部先輩には卒業前に自分だけのためにライブをしてもらった想い出があるから、その想い出だけで十分だった。
  • 曽我部先輩にとって、自分の作ったファンクラブが今も活動してくれている事だけで十分だった。
  • 卒業して、後輩の生きている時間が今の自分が生きている時間と違う事を理解し、「女子高生」という時間に入って行くことに躊躇いがあった。
  • 本当に旅行が楽しみだった(笑)

・・・う〜んう〜んう〜ん、やはりあまり冴えませんね(笑) ですが、色々妄想できる「余白」を残していてくれる作りはとても素敵なことだと再認識できただけで十分でございます。うん、少しは頭を使うトレーニングをしなければいけませんね。
来週は「進路」ですか。ちゃんと時間は流れているんですねぇ。