会長はメイド様 第5話『初めてのお留守番』

相変わらず好調。キャラがしっかりと「立って」おりまして安定感も抜群でございます。
今回は仮装喫茶の従業員を狙ったストーカーにまつわるお話。メイド・ラテでもさつきが対ストーカー用に撃退グッズを用意するが美咲は不必要と所持を断る。だが、さつきがお出かけし美咲がお留守番をした夜、事件が!という流れでございました。
描写自体は上記の通り全く問題はございませんでしたが、お話自体に少将違和感がございました。
なんと申しましょうか、今更良い歳をしたおっさんが初心(うぶ)な事を書くのは気恥ずかしいのですが、美咲がストーカー二人組に捕まって襲われそうなシーンがございまして、そこがどうにも(笑)
結果的にこのストーカーは「M」で、美咲の「ドS」な性格を見抜き「苛めて(ハート)」というオチだったのですが、そこに至るまでがどうにも「性的」なものを連想してしまいましてねぇ。まあこれは私の汚れた心の現われと言われればそれまでなのですが(笑)
ただ前段として、ストーカー被害にあった他店の従業員の情報を開示しておいて頂ければ(私の邪な心の)問題がなかっただけに残念でございました。
別に具体的な被害の情報である必要はなく、例えば「(どんなことをされたのですか?という問いに対して)とても口に出しては言えません!」といった(あー、文字にするとこれもアレなのですが、「絵」のオーバーな表現で、と書けばおわかりいただけるでしょうか?)描写がワンカット挿入されていれば、こちらも「性的なことでない何か」と容易に想像できたのですが。
もちろんこの作品がそうした三流エロ小説のような展開になる訳がないという事は分かっておりますし、そういう流れになった時は碓氷が助けに入るんだろうなと想像もできた(基本的に美咲は「ひとりでできるもん!」な娘でございますからあの場面も結末は見えていたのですが)のですが、一瞬でも性的なことを連想させたのはどうかな?と。
・・・いや、あれを見てそんなことを考えたのは私だけか(笑) 反省しなけりゃいけないのは己の心だったようでございます、スタッフの皆様ごめんなさい。